ふくらはぎの毛穴黒ずみ・ブツブツ毛穴の原因
ふくらはぎの毛穴がなぜ目立つようになるのかというと、
肌表面の角質層が分厚くなる角質肥厚(かくしつひこう)が原因です。
では、角質肥厚はなぜ起きてしまうのかというと、
2つの原因が挙げられます。
- ふくらはぎのムダ毛の自己処理
- ふくらはぎの日焼け
ふくらはぎのムダ毛の自己処理
下手なムダ毛処理をすることによって、
ふくらはぎの毛穴はどうしても目立ちやすくなります。
ムダ毛をカミソリで剃ってしまうと、
肌表面の皮膚(角質層)を薄く削ることになります。
角質層の厚みが減ってしまうとバリア機能も低下してしまうため、
肌の自然な反応として角質層の厚みを増やそうとします。
この時、正常な厚さに戻してくれれば良いんですが、
肌のバリア機能を強化するために、
以前よりも角質層を増やそうとする働きを見せるようになります。
カミソリで剃る→角質層の厚みが増える
というのを繰り返すことによって、
ふくらはぎの毛穴が目立ちがちになります。
カミソリでムダ毛を自己処理するのであれば、
ふくらはぎの毛穴を目立たせないために、
少なくとも3つの点に気を付けなければいけません。
カミソリで剃る前にまずはふくらはぎの肌をしっかり温め、
ムダ毛を十分に柔らかくして、剃りやすい状態にします。
石鹸の泡ではなく専用のシェービングクリームを使って、
カミソリによる刺激をできるだけ抑えてムダ毛を剃った後は、
保湿クリームで肌をキチンと保護するようにしましょう。
同じように、毛抜きでふくらはぎのムダ毛をぷつぷつ抜くにしても、
肌に与える刺激をできるだけ抑えたいところです。
カミソリで剃る場合と同じように、事前に肌をしっかり温めておいて、
毛抜きで抜いた後は保湿クリームを塗るようにしましょう。
ふくらはぎの日焼け
角質肥厚が起きるのは、結局、肌のバリア機能を補うためです。
肌のバリア機能が低下するような要因が発生することで、
角質肥厚が起きて、ふくらはぎの毛穴が目立つようになります。
カミソリで剃ったり毛抜きでムダ毛を抜くことで、
角質層を直接的に傷つけてしまい、肌のバリア機能を低下させますが、
日焼け(紫外線)もバリア機能を低下させる原因の一つです。
赤や黄色など7色ある太陽光の中でも紫外線と呼ばれる波長の光は、
特に強いエネルギーを持っています。
肌が紫外線にさらされることによって肌のバリア機能が低下するだけじゃなく、
紫外線の影響が肌の内部にまで及んでしまいます。
放っておくと肌内部の組織がドンドン破壊されてしまうので、
肌の自然な反応としてやはり角質肥厚が起きてしまいます。
体の中でふくらはぎは確かに直射日光を浴びにくいところではあるものの、
毛穴が目立つうちは、できるだけ紫外線を浴びないように気を付けましょう。